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インド人にとって人間の最高の幸せとは、生まれ変わる必要の無い魂になることです。
インド哲学では、繰り返される輪廻転生のサイクルから解放されることが生命にとっての究極の救いと考え、解脱のプロセスへと人々を導くことがインド宗教の役割となっています。インド占星術もまたそのなかにあり、個々のカルマの現れについて理解を助ける補助学問なのです。 運命についての実学であるインド占星術 未来に関する根拠のない希望を広げることなく、インド占星術は、カルマを知る「目」として位置づけられています。 わたしたちの身体、言葉、こころ(意思)による行為の全てがカルマです。 実態としてカルマを創造しているのは[今この瞬間]です。 「私は愚かでした」と言って次の瞬間「愚かでない私」についての考えをどんなに巡らせたとしても、 愚かさは消滅しません。その代わり「愚かさとは何か、見出そう」とするなら、鏡に映すようにごまかさずに見つめていくならばその時に、心はもう愚かではありません。 そのようして、絶えずありのままを見つめることで心を成長させるのが瞑想です。しかしそういった瞑想を日常的におこなうのは大変に困難です。 そこで私は、インド占星術のを通じて ご自身について、どのような心の仕組みがあるのかを知るお手伝いをしたいと思っています。 インド占星術のホロスコープは、人生の基本構造があらわされています。 自分の心の構造をしっかりと知ることで、上手に人生のコントロールができるようになると考えています。 ダライ・ラマ法王は「わたしたちの苦しみのほとんどの原因は、よく知らないこと である」とおっしゃいます。 人生について考える、正解がわからない決断や選択をする、不安はあっても前に進まなければならない、などの時の、自らの心の仕組みや特徴をよく知らないまま(信をもって)その選択ができるでしょうか?或いは、自分が何を知らないのかさえ知らないまま人生を泳いで行けるのでしょうか?方向性を見失わずにいられるでしょうか? ダルマを生きる人は, ダルマによって守られます。 |
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星の配置から人の運命を読み取ることが出来るのか。 |